Pythonは、コンピューター言語の中でも難易度が高いとされている。これは2系と3系の2種類があり、それぞれソースコードの書き方が異なるためだ。
また、互換性もないので、Pythonエンジニアとして働くためには2系と3系の両方を熟知しなければならない。
プログラミングやシステム構築は複数人のチームプレイで行うことが多いので、メンバーの意思疎通が重要になる。方向性を明確にしたうえで、それぞれの役割を把握して仕事に取り組むことが大切だ。
優れたPythonエンジニアは知識だけではなく、豊富な経験とコミュニケーション能力を持っている。企業や団体によっては5年以上の実務経験を求める所もあるが、それだけPythonを扱う仕事は高度なスキルが求められるといえる。
Pythonエンジニアは、単にPythonだけを知っていれば良いわけではない。
プログラムを組む現場では様々な言語を扱うので、場合によってはHTMLやCSSなど他の言語にもタッチしなければならない。複数の言語の特徴や利便性を把握し、最善の使い方を選択するのが、優れたエンジニアの条件と言っても過言ではない。
PythonはAIやデータ分析にも深く関わる言語だ。そのため、これらの分野に関する知識やスキルも欠かせない。
エンジニアとして働くなら常に勉強を怠らず、最新の知識を得る姿勢を持つことが何よりも重要だ。
Pythonに関する資格を取得するのは自身のスキルを客観的に証明できるメリットもある。エンジニアとしてのキャリアアップを図るなら、資格取得は外せない条件といえる。